2023.05.17

活用事例

保護者の情報リテラシーを助ける
 Medicastarを使った小児科クリニックでの動画活用事例

インターネットの普及により、健康や医療に関する多くの情報に、簡単にアクセスができるようになりました。

しかしその中には、真偽が不確かなものや大袈裟に表現されたものもあり、患者にとって、情報を適切に受け取ることが難しくなっています。

特に育児中で子供の病気や症状などの情報を収集する場合、インターネット上のさまざまな情報に触れることで、必要以上に不安になってしまう方も少なくありません。

このような保護者に対して、正しい知識を身に着けてもらえるよう適切な情報提供をしたいと考える小児科の先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、小児科クリニックに来院する保護者へ向け、動画を活用して効果的に情報発信をする方法をご紹介します。

小児科専門医からの情報なら安心して受け取れる

子供の看病や育児において、保護者はインターネット上の情報だけだと適切な対応ができなかったり、逆に不安を煽られてしまったりする場合があります。

しかし小児科専門医から発信された情報なら、保護者は安心して受け取ることができ、適切な対応をとりやすくなります。

例えば、子供の体調不良時、子供は症状を十分に言葉で表現できない上、体調も急変しやすいため、保護者はより正確な情報を求める傾向が強くなります。

また、SNS等で見た「なるべく母乳で育てた方がよい」「歩き始めは早いほうがいい」といった偏りのある育児情報を過度に信じてしまうこともあります。

小児科専門医からの情報は、インターネット上の匿名の情報とは違い、信頼度が高い情報として保護者に届きやすくなります。

さらに、かかりつけ医からの情報であればなおさら安心感がありますし、不明点があった際は保護者から医師に相談しやすくなります。

小児科からの情報発信は動画が効果的

診察室外での情報提供は、従来では院内ポスターやリーフレットが中心でしたが、現在はホームページやSNSを活用した情報発信が増えています。

例えば、自院のホームページに子供がよくかかる病気の説明を載せたり、体調急変時の対応方法を紹介しているクリニックが多くあります。

また、YouTube等のSNSを活用し、予防接種の案内等、時期に合わせた情報を患者へ発信しているケースもあります。

ホームページでの説明やSNSでの案内は文章のみで行っているケースが多くありますが、小児科では特に、動画を活用することで、保護者がより受け取りやすい情報発信が可能になります。

以下のような理由で、動画での情報発信は効果的だといえます。

  1. 子育て世代に動画の視聴習慣がある
    子育て世代(20代〜40代)はスマホ等のデジタルツールに慣れており、YouTube等で日常的に動画を視聴しています。動画を情報収集の手段として活用しているため、医療情報も受け取ってもらいやすく、育児や家事の合間にも気軽に見てもらえます。
  2. 視覚的にわかりやすい
    乳幼児の場合、言葉で自ら症状を伝えられないので、保護者が患部を見て受診が必要かどうかを判断する必要があります。動画であれば、症例写真やイメージイラストを解説に織り交ぜることで、視覚的にもわかりやすくなります。

Medicastarで小児科に来院する保護者に届きやすい動画配信を

小児科での動画を使った保護者への情報発信には、クリニック向け動画サービス「メディキャスター」が活用できます。

メディキャスターは、診療情報や病気の説明動画のほか、自院のPR動画を制作し、院内のデジタルサイネージで放映したり、ホームページ等のWEBにも活用できるサービスです。

動画の制作は、デザイナーによるオーダーメイドか、ストックコンテンツの動画を選択・編集して行うことができます。

貴院のご希望に合わせて、完全オリジナルのPR動画を作成することもできますし、テンプレートとなるストックコンテンツから貴院の診療内容に合わせて動画素材を選択することで、動画の内容を1から考える手間を省くこともできます。

患者は、医療機関に来院した際、普段以上に自分や家族の健康に対する関心が高まる傾向があります。

小児科であれば、育児情報に興味のある保護者も多く集まります。

そのため、待合室のデジタルサイネージで医療や健康、育児に関する情報を発信することで、注目度が高くなります。

さらに、動画を自院のホームページやYouTubeで配信すれば、保護者は院内で見て気になった情報を自宅でも確認でき、病気や育児への理解を深めることができます。

例えば、下記のように、家庭でできる看護を紹介する動画を放映することなどが効果的です。

子供が発熱した際の室温調整や水分補給といった注意事項を発信することで、帰宅後の子供へのケア方法を伝えておくことができます。

※上記画像をクリックすると実際の動画を視聴いただけます。

他にも、SNS等の情報から悩みや不安を抱えやすい保護者には、「赤ちゃんのお風呂」「母乳とミルクについて」等の育児に役立つ動画をサイネージやWEBで配信することも効果的です。

※上記画像をクリックすると実際の動画を視聴いただけます

さらに、動画の最後に「不安なことはいつでもご相談ください」と添えることで、保護者は動画を見て、気になった事や子供の健康に関する悩みを医師に相談しやすくなります。

今回は小児科でのメディキャスターの活用事例をご紹介しました。

小児科医からの信頼感のある情報を動画を使って発信することで、保護者がより受け取りやすい形で届けることができます。加えて、クリニック側にとっても相談してもらいやすい環境づくりにもつながります。

動画の活用やメディキャスターへのご興味、ご不明点がありましたら、お気軽にお問合わせください。
また、サービスサイトでは製品の詳細をご確認いただける他、資料請求も可能ですので、ぜひご覧ください。

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