2023.06.01

活用事例

同意書のDX化で検査説明を効率化 Symview電子同意書の活用事例

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内視鏡検査を専門に行うクリニックでは、患者への検査説明や同意取得にかかる時間がボトルネックとなり、検査数が増やせないことがあります。

検査数増のためには説明時間の短縮が必要にはなりますが、患者の理解が十分に得られないまま検査をすることは避けなければなりません。

そこで今回は、内視鏡検査に対する患者の理解と説明の効率化を両立する、シムビュー電子同意書の活用事例をご紹介します。

効率化のポイントは来院前の事前説明

内視鏡検査では、前日や当日の食事に関する注意点や、鎮静剤の使用等、検査前に患者に説明しておくべきことが多くあります。

医療知識が多くない患者に対してもしっかりと理解を促し、納得してもらった上で同意を得るためには、説明に多くの時間がかかってしまいます。

結果として、検査1件あたりに要する時間が長くなり、1日の検査数が増やせなくなってしまいます。

この課題を解決するためには、患者が来院前に、検査説明や同意事項の確認が行えるシステムの活用が効果的です。

患者に院外での事前確認をしてもらうことで、院内での説明時間を短縮しながら、患者の理解も得やすくなります。

Symview電子同意書で深い理解と説明効率化を両立

内視鏡検査に関する来院前の事前説明には、シムビュー電子同意書が活用できます。

シムビュー電子同意書は、WEB問診の機能を活用して、同意書の電子サインを取得・管理できるサービスです。

検査説明や同意事項を、患者自身のスマホで来院前に確認してもらえるという特徴があり、院内での説明時間短縮につながります。

説明にはイラストや動画を交えることができるため、医療知識の少ない患者が「難しい」と感じる内容も、わかりやすく伝えられます。

また、患者はシムビュー電子同意書を確認する際、わかりづらいと感じた項目には追加説明を希望するためのチェックを入れることができます。

患者がチェックを入れた項目は医療機関側の画面でも印がつくため、来院後、患者の不明点を中心に補足説明していくことができます。

加えて、シムビュー電子同意書のサービスと利用フローは弁護士監修の元、設計されています。

患者の不明点を解消し、しっかりと理解を深めた上で同意書にサインをしてもらうフローになっているので、訴訟リスクが低減できます。

さらに、患者の不明点に対して補足説明したことが記録に残せるため、万が一トラブルになった際の証跡にもなります。

シムビュー電子同意書を活用することで、患者の十分な理解と説明の効率化を両立し、同時に患者の院内滞在時間を減らすことにつながります。

WEB問診Symviewとの併用でさらに効率化

WEB問診Symviewは、患者が入力した問診内容をもとに内視鏡検査の必要性を自動判定し、WEB問診内で検査希望を確認する質問を表示できます。

検査を希望すると回答した患者は、WEB問診から同意書の事前説明に進んでもらえるため、診察室で内視鏡検査を提案・説明する時間の短縮にもつながります。

また、検査の必要性に気づいていなかった患者や、本当は検査をしたいものの検査を受けてこなかった患者が掘り起こされ、検査数増の効果も期待できます。

内視鏡検査でのSymview電子同意書の運用フロー

シムビュー電子同意書をご利用いただいているクリニック様の運用方法をもとに、電子同意書のフローをご紹介します。

神奈川県相模原市の消化器内科・山内メディカルクリニックではWEB問診と電子同意書を併用し、内視鏡検査に活用いただいています。

同院では、電子同意書の導入で診察時間が約5分短縮したほか、検査数が増えたというお声もいただいています。

以下は、山内メディカルクリニックでの胃内視鏡検査における運用フローです。

1. WEB問診入力と同意書の確認(自宅)
WEB問診の回答内容から内視鏡検査の必要があると判別された患者には、WEB問診内でその旨を案内。検査を希望する患者には電子同意書の確認に進んでもらい、電子同意書内で検査の事前説明を行う。患者は説明を読んだ上で、不明点にチェックを入れた状態で来院する。

2. 診察(院内)
検査当日、診察を行い、既往歴等の確認や医師からの説明をする。
※事前に内視鏡検査の予定はなかったものの、診察の結果、医師の判断で検査を受けることになった患者には、院内のQRコード等から事前説明の案内を行い、電子同意書を確認してもらう。

3. 同意書にサイン(院内)
電子同意書にチェックされた患者の不明点を中心に、看護師から補足説明する。患者が納得した段階で、同意書に電子サインをもらう。

4. 検査実施

▲電子同意書利用による検査フローの変化

検査前日の食事内容や下剤の服用が必要となる大腸内視鏡検査の場合は、電子同意書内の事前説明の中に検査食の紹介や下剤の正しい使い方を含めておくこともできます。

山内メディカルクリニック様のインタビュー記事はこちら:電子同意書の導入で診察時間が約5分短縮。WEB問診からの誘導で検査増へ

今回は内視鏡検査におけるシムビュー電子同意書の活用事例をご紹介しました。

シムビュー電子同意書は、院外で事前説明の一部を担い、業務効率化をしながら、安全な同意の取得につながります。

積極的に内視鏡検査に取り組み、検査数を増やしていきたいとお考えのクリニック様はぜひご相談ください。

WEB問診の活用も含め、貴院に合わせた運用をご提案させていただきます。

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