2024.05.13

活用事例

WEB問診とは?3つのタイプ別にWEB問診システムをご紹介

WEB問診は業務効率化のためのシステムですが、コロナ禍以降は感染対策ツールとしてWEB問診を導入する医療機関が急速に増加しました。

また、近年の医療DX推進により、WEB問診はクリニックの開業時には導入が当たり前のツールとなってきています。

本記事では、全国約1,600の医療機関で利用されるWEB問診シムビューを開発するレイヤードが、WEB問診システムを3つのタイプに分けてご紹介します。

比較検討の際に確認すべきポイントもご紹介していますので、WEB問診導入時の参考としてご活用ください。

WEB問診システムとは?

WEB問診とは、患者の来院前に詳細な問診情報を収集できるシステムです。

WEB問診を導入することで、患者は自宅からスマホで問診票に入力ができ、来院してから紙の問診に記入する手間を削減できます。

問診票を事前に提出しているので、来院後の待ち時間も短くなります。

医療者は来院前に患者情報を把握できることで、事前に診察や検査の準備が行えます。

また、電子カルテへのデータ入力も、自動連携やワンタッチでの転記が可能となり、業務効率化につながります。

WEB問診を導入する際のメリットをまとめると、以下の通りです。

患者のメリット

  • 来院前にスマホから問診回答ができる
  • 問診票を手書きする手間がなくなる
  • 院内での待ち時間が短くなる

医療者のメリット

  • 患者の来院前に、詳細な患者の情報を把握できる
  • 来院前に診察や検査の準備が行える。発熱患者などの事前トリアージも可能
  • 電子カルテへのコピー&ペーストができるなど、業務効率化にもつながる

WEB問診システム 3つのタイプ

現在、各メーカが様々なWEB問診システムを提供していますが、WEB問診システムは大きく分けて3つのタイプに分類することができます。

それぞれのタイプごとに、適しているクリニックと、メリット・デメリットをご紹介します。

1. 他システム内包型(簡易問診)

予約システムや電子カルテに簡易的な問診機能が付帯している場合があります。

問診専用のシステムを別に導入する必要がなく、コスト的なメリットがある反面、詳細な問診はできないというデメリットがあります。

簡易問診が適しているクリニック

問診内容は簡易的で十分というクリニック

メリット

  • 問診専用のシステムを導入する必要がないため、初期費用やランニングコストが抑えられる
  • スタッフが複数のシステムを操作する必要がない

デメリット

  • 問診内容は基本的なものに限られるため、詳細な患者情報の収集ができない
  • カスタマイズの自由度も低くなるため、医療者のニーズに合わせた運用がしづらい

2. AI問診

人工知能が質問を自動生成し、患者情報を深掘りしていく問診システムです。

詳しい患者情報を収集することで診断の補助ができる製品もあります。

一方、問診のカスタマイズができないデメリットもあります。

AI問診が適しているクリニック

専門外の領域等でAIによる診断の補助を期待しているクリニック

メリット

  • AIによる診断の補助がある(製品による)
  • 医学論文を含めた過去のデータや患者の病歴等から機械学習を行う

デメリット

  • 問診内容はカスタマイズできないことが多い
  • 質問が多く患者負担が大きい(途中離脱につながりやすい)

3. WEB問診

独自のアルゴリズムに基づいて、患者に質問を行い情報を収集するシステムです。

症状や目的に合わせてWEB問診が用意されていることが多く、自院に合わせてカスタマイズして利用することで患者の症状や悩みをしっかりと聞き取ることができます。

WEB問診が適しているクリニック

患者層や治療方針を反映した問診をしっかり行いたいクリニック

メリット

  • 症状や目的に合わせた問診票があらかじめ用意されていることが多く導入時の手間が少ない
  • 問診内容を自院の診療方針に合わせてカスタマイズができる
  • 製品によって患者ごとに質問の出現条件を設定でき、患者負担が小さい問診が可能。

デメリット

  • 専用システムを導入するため初期費用・ランニングコストがかかる

WEB問診システム比較のポイントはシステム連携やサポートの充実度

WEB問診システムを比較検討する際には、上記で紹介したWEB問診の3タイプに加え、周辺システムとの連携性、問診のカスタマイズ性、サポートの充実度の3点を重視することをおすすめします。

他システムとの連携性がよく、自分で問診のカスタマイズができ、さらに手厚いサポートがあると、医師・スタッフともに安心してWEB問診を導入・運用をすることができます。

周辺システムとの連携性

WEB問診は、電子カルテ、予約システム、オンライン診療との連携で導入効果がより一層高まります。

ここでは各システムとの連携によって実現すること、およびシステム連携によるメリットをご紹介します。

WEB問診導入を検討の際には、自院で利用中の各システムとの連携性をご確認ください。

電子カルテ連携

WEB問診と電子カルテを連携することで、患者が入力した問診内容を電子カルテに自動またはコピー&ペーストなどで取り込むことができ、業務効率化の効果が高まります。

さらにWEB問診なら患者の来院前に問診の回答を受け取っておけるので、電子カルテの用意は来院前に完了しておくことができ、医療者の業務効率化と患者の待ち時間対策の両方に効果的です。

予約システム連携

WEB問診と予約システムを連携すると、患者は<予約+問診入力>という来院準備をよりスムーズに完了できるようになります。

これは医療者にとってのメリットでもあり、WEB問診の院外入力率をあげやすく、クリニックの混雑緩和や、受付スタッフの業務負荷軽減につながります。

オンライン診療連携

オンライン診療で課題になりやすいのが診察効率の低下です。しかしWEB問診との連携により患者情報が事前にわかることで、診察効率を落とさずにオンライン診療を進めていくことができます。

さらに、外来もオンラインも両方対応できるシステムであれば、システムを運用するスタッフの負担も最小限に抑えることができます。

カスタマイズ性・カスタマイズ方法

メーカによりWEB問診のカスタマイズができるかどうか、また、カスタマイズができる場合でも変更できる範囲が異なりますので、導入前に確認するようにしましょう。

カスタマイズできる場合は、カスタマイズ方法もメーカによって異なりますので、以下のチェックポイントに沿って確認しておくことをおすすめします。

チェックポイント

  • 問診票のテンプレートがあるか
  • テンプレートはカスタマイズできるか
  • 自分で管理画面から簡単にカスタマイズできるか
  • サポートにカスタマイズを依頼できるか

サポートの充実度

メーカによりサポート内容も異なりますので、システム選定の際には自院のご状況に合わせて必要なサポートを受けられるか確認してください。

必要最小限のサポートをオンラインでのみ行うメーカは比較的コストが抑えられる傾向にありますが、連携設定等、現地訪問に対応していないケースもありますので、以下のポイントにご注意ください。

チェックポイント

  • 初期導入時の連携設定やレクチャーのための訪問があるか
  • 問診作成をサポートしてくれるか
  • 定期的なアップデートや時期等に合わせた活用提案をしてくれるか
  • 利用状況に合わせた運用中の課題・悩みを相談できるか

医療DXのレイヤードにお任せください

レイヤードは、WEB問診はもちろん、予約から決済まで一連の患者動線を一気通貫で対応できるサービスをご用意しています。

クリニック全体のDX化はレイヤードにご相談ください。

システム導入時に課題となりやすい初期設定やスタッフへのレクチャーなど、レイヤードの専任担当が対応させていただきます。

WEB問診Symviewについて、くわしくはこちら

こちらの活用事例で
紹介したプロダクト

最新記事