2024.06.24

活用事例

クリニックの予約システムは「時間帯予約+順番予約」がおすすめ その理由とは

PCを見て悩む医師

クリニックで予約システムを導入する際は、クリニックの診療科目や患者属性を考え、それに合った予約方式を選ぶことが重要です。また、患者はもちろん、スタッフにとっても使いやすいシステムでなければ、業務効率は下がってしまいます。

ですが、クリニック向けの予約システムは種類が多岐にわたり、自院にあったシステム選定にお悩みの先生も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、多くのクリニックにおすすめできる予約方式である「時間帯予約+順番予約」をご紹介します。

おすすめする理由もあわせてご説明します。

クリニックで利用される予約方式は3種類

クリニックの予約システムで利用される予約方式は、主に3つです。
それぞれの予約形式の特徴と、1つの方式のみで運用するときの課題をご紹介します。

①順番予約

当日の診察順を確保する方式です。
銀行や郵便局の窓口にあるようなスタイルで、先着順に診察を進めていきます。
先着順なので診察順が明確ではあるのですが、当日予約のみのため、日付を指定して未来の予約を取ることができません。そのため、来院周期の決まっている定期通院の患者には予約が取りづらいという課題があります。

②時間指定予約

明確に「10時00分」など決まった日時で予約をとり、来院してもらう方式です。
美容院や歯科クリニックのように、予約の時間通りに診察をしていくスタイルです。
診察がスムーズに進めば問題はないのですが、予約時間通りに診察が始められない場合はクレームになりやすいです。また、予約枠に空きがない場合は、急病などで当日の受診を希望する患者を受け入れられないという課題もあります。

③時間帯予約

時間指定予約ほど厳密ではなく、日付と、「10時〜10時30分」といった時間枠での診察を予約する方式です。
時間指定予約とは異なり、診療を開始する時間に幅があるため、時間枠内で診察が進めば問題はありません。一方、診察がスムーズに進んだときや、人気のない時間帯に空き枠ができてしまうという課題があります。

「時間帯予約+順番予約」は収益を最大化する予約方式

1つの方式のみではそれぞれに課題があるため、多くのクリニックにおすすめなのは、時間帯予約と順番予約を併用する方式です。

時間帯予約をメインとし、空いた枠に当日の順番予約を受け付けることで、定期通院患者の予約を優先的に確保しつつ、診療の空き枠を減らす運用が可能です。

来院周期の決まっている患者は、時間帯予約によって将来の予約が取れるようになるため、予約忘れによる患者の取りこぼしを防ぐことが可能です。

もし時間帯予約の枠が埋まっていても、順番予約を併用して当日または前日から予約を受け付けられるようにしておくことで、当日の急な受診希望にも対応できるようになります。

また時間帯予約では診療を開始する時間に幅を持たせることができるため、患者が予約している時間枠内に診察が進めば、クレームにもつながりにくいです。

時間帯予約と順番予約を併用する方式は、診察できる予約枠を最大化し、もっとも収益に貢献できるおすすめの予約方式です。

予約システムWakumyで予約の最大化と業務効率化の両方を実現

予約システム「ワクミー」は、待ち時間を短縮したい患者と、予約を最大化したいクリニックのニーズの両立を目指して開発した診療予約システムです。

ワクミーは時間帯予約をメインとして順番予約(順番受付機能)もあわせて使用することが可能で、予約件数の最大化に役立ちます。

定期通院患者は予定を立てやすく、急病により当日受診を希望する患者も受け入れやすいといった、さまざまなニーズを満たす運用を実現します。

また、ワクミーは患者・医療者双方に使いやすくシンプルなUIを備えており、業務効率化につながります。

使いやすくシンプルなUIにより、初めてワクミーを利用する患者でも迷うことなく予約が取りやすく、問い合わせの削減に効果的です。

医療者も予約メニューの設定変更や予約管理が行いやすいため、受付業務の効率化につながります。

患者入力画面
医療者管理画面

今回は、多くのクリニックにおすすめの予約方式として、時間帯予約と順番予約の併用をご紹介しました。

自院にあった予約システムの選定や、予約枠の運用方法など、お困りのことがありましたらぜひご相談ください。

また、予約システム「ワクミー」のサービスサイトでは詳しい特徴やメリットをご紹介していますのであわせてご覧ください。

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