2023.09.28
活用事例
WEB問診Symviewでオンライン診療の対象患者を判別し事前案内する活用方法
内科を中心に、オンライン診療を導入するクリニックが増えてきています。
しかし、オンライン診療を導入しても、なかなか利用数が上げられないと悩まれているクリニックも多いのではないでしょうか。
オンライン診療の活用が進まない要因の一つには「どのような場面でオンライン診療が利用できるのか」が患者に伝わっていないことが挙げられます。
そこで今回は、WEB問診シムビューを活用することで、オンライン診療の対象となる患者を判別して事前案内し、オンライン診療の利用率を高める方法をご紹介します。
オンライン診療の利用場面が患者に伝わらず活用が進まない
オンライン診療の活用を患者に伝えるために、ホームページに適応疾患や受診方法等の案内を掲載しているクリニックは多くあります。
しかし、ホームページ上の説明だけでは詳細まで伝えきれないことがあり、患者は自分の症状や受診内容でオンライン診療が使えるのかを判断しづらい面があります。
加えて、再診患者は既にクリニックの情報を把握しているので、ホームページを見る機会自体が少なくなります。
そのため、ホームページ上でオンライン診療について周知していても、それらの情報が患者に見られていない可能性もあります。
その一方で、患者からは「通院にかかる時間を短くしたい」、「移動の負担を軽減したい」、「感染対策のために来院を避けたい」といったニーズがあり、オンライン診療を利用したいという声もあります。
患者一人ひとりに詳しいオンライン診療の案内ができれば、利用促進が見込まれますが、多忙な診療業務の中での案内は困難と感じる先生もいらっしゃるのではないでしょうか。
対象患者にオンライン診療を利用してもらうためには、医療者が受診前に症状を把握し、「この症状であればオンライン診療が利用できる」という情報を患者に示せる仕組みづくりが重要です。
WEB問診Symviewなら対象患者を判別・案内できる
WEB問診シムビューを活用すれば、来院前にオンライン診療の適応患者を判別し、対象患者に案内することが可能です。
WEB問診シムビューは、診療内容や方針に合わせて問診をカスタマイズでき、患者の回答内容や属性に応じて、質問や案内の出現条件を設定可能です。
熟練した医療者のような問診を実現するため、患者から症状に関する詳しい情報を収集することができます。
この質問の出現条件設定と、詳細な患者情報の収集により、WEB問診上でオンライン診療の適応患者の判定が可能となります。
WEB問診内で対象患者に絞ってオンライン診療について案内できるので、医療者の手間もかかりません。
また、患者はオンライン診療の選択肢を提示してもらえることで、外来/オンライン診療の都合のよい方法を選択することができ、利便性が向上します。
WEB問診Symviewでオンライン診療の対象患者を判別する方法
WEB問診シムビューを活用した具体的なオンライン診療患者の判別・案内方法は以下のようなフローになります。
- (医療者)シムビューの管理画面で、オンライン診療の対象となる回答条件を設定する
- (患者)来院前に問診入力する
- オンライン診療対象となる回答をした患者に対し、WEB問診上でオンライン診療の利用案内を表示する
- (患者)オンライン診療を受診する
※オンライン診療の対象とならない場合は、医療者から患者へ来院してもらうよう電話等で案内する
また、シムビューは、ビデオ通話機能を活用したシムビュー オンライン診療もご用意しています。
WEB問診でオンライン診療の対象となった患者は、そのままシムビューオンライン診療の利用に進めることはもちろん、WEB問診の入力内容または医師の判断で対面診療となった場合も、追加での問診記入などは不要で、診察に進むことができます。
医療者もオンライン診療・対面診療どちらもシムビューで対応できるため、複数のシステム導入が不要となり、コスト削減・運用の簡素化につながります。
※オプションで、クレジットカード決済が可能な「スマート決済」機能をご用意しています。
今回は、WEB問診シムビューを活用し、オンライン診療の適応患者を自動判別し、案内する方法をご紹介しました。
WEB問診シムビューを活用すれば、問診内容や条件設定をカスタマイズすることで、オンライン診療のガイドラインや自院の方針に沿った適応患者の判別が可能です。
また、対象患者に絞ってオンライン診療の自動案内ができるので、医療者の手間を増やさずにオンライン診療の利用数アップにつながります。
オンライン診療の利用数が上がらず、なかなか導入効果が得られないとお悩みの医療機関様はお気軽にお問い合わせください。
貴院に合った活用方法をご提案させていただきます。