2024.03.18

活用事例

Symviewで花粉症シーズンのクリニック待ち時間対策
 WEB問診とオンライン診療の効果的な活用方法とは

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耳鼻咽喉科や内科クリニックでは、花粉症シーズンに大幅な混雑が発生します。

花粉症患者は人数が多く、また一定期間内に複数回受診するため、シーズン中は通常よりも診察人数が増え待ち時間が増加しやすくなります。

その結果、クレームが発生したり、花粉症以外の患者が受診を控えてしまったりすることもあり、この時期特有の課題も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、WEB問診シムビューを使った、花粉症シーズンの待ち時間対策についてご紹介します。

花粉症シーズンは待ち時間が伸び、クレームに発展することも

毎年2月から5月は、多くの花粉症患者が一定期間内に複数回通院することで、診察人数が通常よりも多くなります。

診察人数が増えると、待ち時間が長くなったり、予約が取りにくくなり、患者の利便性が下がってしまうことが多いのではないでしょうか。

混雑により受診しづらい状況が続くと、花粉症患者だけでなく一般患者も他の医療機関へスイッチングしてしまう可能性があります。

また、場合によってはクレームが発生することもあり、対応するスタッフの心理的負担になる点も課題です。

一次的な混雑による機会損失を防ぐためには、繁忙期になる前に対策を行うことが重要です。

待ち時間対策のポイントはWEB問診を活用し滞在時間を短くすること

花粉症シーズンの待ち時間対策には、患者が院内に滞在する時間を短縮することが有効です。

WEB問診を活用することで、3つの場面で滞在時間を縮めることができます。

①受付後の問診記入時間を削減

紙の問診の場合は来院後に記入する流れが一般的です。

しかし、人によっては記入に時間がかかってしまい、受付から診察までに必要な時間が増えることで、待ち時間が長くなる原因になります。

来院前に自宅などでWEB問診に回答してもらうと、患者自身も余裕を持って記入ができると同時に、受付から診察までにかかる時間を削減できます。

②問診内容から診察の準備を行う

事前に問診に回答してもらうことで、来院する前に花粉症患者かどうかを判断・予測することができます。

来院する患者が花粉症だと分かっていれば、診察の準備ができたり、効率的な診察順を考えられるため、診察時間の短縮につながります。

③診察内でのヒアリング事項を減らす

WEB問診を使うことで、花粉症の重症度を把握するための質問や、薬の処方判断に必要な質問にあらかじめ回答してもらい、事前に深く情報を集めることができます。

事前に問診に回答してもらえば、診察室で質問をされた際、患者がすぐに思い出せず考え込んでしまう時間の削減が可能です。

また、医師は、問診結果から直接ヒアリングすべき事項のみに時間を使えるため、診察の質を落とすことなく時間を短縮することができます。

Symviewの事前問診とスマート決済機能で待ち時間を短縮

WEB問診シムビューの機能を活用することで、花粉症シーズンの待ち時間対策を行うことができます。

花粉症に特化した詳細な事前問診で診察時間を短縮

WEB問診シムビューでは、花粉症に特化した問診をご用意しています。

患者の属性や回答内容によって質問を出し分ける機能があるため、従来は口頭でヒアリングを行っていた重症度に関する深掘りも、WEB問診で実施することができます。

また、重症度から必要と判断される患者にのみ、抗ヒスタミン剤やオマリズマブの処方に関する質問を組み込むことができます。

さらに、回答内容から長期処方が可能と判断される患者に対しては、問診内で長期処方の案内や希望するかどうかを確認することが可能です。

事前問診で詳細な情報を集めることにより、待ち時間や診察時間を削減することができます。

スマート決済で会計までの待ち時間を短縮

さらに、WEB問診シムビューではスマート決済機能※をご用意しています。

スマート決済機能を活用することにより、WEB上で支払いが完結するため、会計までの待ち時間を減らすことができます。

※スマート決済はWEB問診シムビューのオプション機能です。ご利用には別途費用がかかります。

<スマート決済機能を使った会計の流れ

まず、事前問診にオンライン決済の希望有無を確認する質問を組み込み、希望者にはクレジットカード情報を事前に登録してもらいます。

クレジットカード番号事前登録用の質問→GMOのクレジットカード登録画面へ遷移し登録→サイトに戻るボタンでSymviewに戻る→確認後、支払い先の変更も可能→閉じるボタンを押すとWEB問診に戻る

問診一覧画面では、オンライン決済を希望する患者に自動でラベル表示されるように設定することで、誰がオンライン決済を希望しているかをスムーズに確認することができます。

医療機関は、診察終了後に管理画面から決済処理を行うことで、診察代が引き落とされ利用明細がメールで患者に送られます。

受付でのやり取りが減ることで、スタッフの業務負担が軽減されるとともに、1人あたりの対応時間を短くできます。

患者は、受付での会計を待たずに帰宅することができるため、診察後の滞在時間を短縮することが可能です。

今回は、WEB問診シムビューを使って、花粉症シーズンの待ち時間を減らす方法についてお伝えしました。

シムビューは、質問ごとに詳細な出現条件を設定できることで、熟練した医療者のような問診を実現できます。

患者は、問診内で自身の症状を詳細に伝えることができ、医療者は必要な情報を得て質の高い診療を行いながら、診察時間を短縮することが可能です。

花粉症シーズンの待ち時間対策に悩まれている医療機関様はお気軽にお問い合わせください。

貴院に合った活用方法をご提案させていただきます。

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