2023.06.21

活用事例

0410対応が終了 オンライン診療システム導入のポイントをご紹介

厚生労働省より、電話を用いた診療/服薬指導等の診療報酬上の特例措置(通称:0410対応)が2023年7月31日をもって終了することが通知されました。

これに伴い、初診や慢性疾患等での定期受診患者に対する遠隔診療には、電話ではなくテレビ電話可能な情報通信システムでの対応が必要になります。

そこで今回は、電話診療からオンライン診療に移行する際に注意したい、システム選定のポイントをご紹介します。

5類移行に伴いコロナ特例措置の0410対応が廃止

コロナ禍で電話による遠隔診療が広まり、その利便性が広く認知されるようになりました。特に慢性疾患の定期受診に利用していた患者は、電話診療が受けられなくなると治療を離脱してしまう可能性も考えられます。

今後も患者に継続して受診してもらうためには、クリニックが患者の利便性を損なわないように、代替手段を用意しておく必要があります。

電話診療の代替手段として代表的なものはオンライン診療です。

しかし、オンライン診療システムによっては、電話診療では発生しなかった手間やコストが患者と医療者双方にかかってしまう場合があり、注意が必要です。

電話診療に代わってオンライン診療を導入する際のポイント

電話診療からオンライン診療に移行する際には、患者・医療者の双方にとって利便性が損なわれないように注意することが重要です。

具体的に、3つの注意点をご紹介します。

  • アプリのダウンロードやシステム利用料の負担が必要か
    患者のスマホに、電話診療時には不要だったアプリをダウンロードしておく必要があったり、システム利用料の負担があったりすると利用の障壁になります。

    医療者としても、事前にダウンロードの方法を案内したり、当日の受診手順や追加料金の説明をしたりしなくてはならず、手間が増えてしまいます。
     
  • 決済機能があるか
    オンライン診療システムに決済機能がない場合は、診察終了後にオンライン上で患者に支払いを求めることができず、次回の来院時にまとめて支払いをしてもらったり、処方箋を取りに来てもらうようにしてその際に会計をする等の対応が必要になります。

    患者は結局クリニックへ足を運ぶことになり、医療者は支払い漏れがないかのチェック等、事務処理が増えてしまい、双方の負担になります。
     
  • オンライン診療と外来診療で、別のシステム導入が必要か
    オンライン診療と外来診療、それぞれの診療の形態によって複数のシステムが必要になると、医療者側には導入コストが余計にかかってしまいます。

    また、オンライン診療と外来診療で利用するシステム間を行き来する必要もあり、業務が煩雑になりがちです。

    患者側も診療形態が変わるたびに、別のシステムに氏名等の情報を入力する手間が生じる場合があります。

Symviewオンライン診療は患者・医療者双方に使いやすい設計

シムビューオンライン診療なら、上記の注意点を解決しながら、患者・医療者双方が使いやすいオンライン診療の運用が可能です。

以下に、シムビューオンライン診療の特徴をご紹介します。

  • 患者用アプリ不要
    シムビューオンライン診療は、患者用アプリが不要なので、面倒なダウンロード作業もありません。

    患者は、予約時間になったら、クリニックからメールで送られてきたURLをクリックするだけで受診できます。

    医療者側も、アプリのダウンロード方法等を案内する必要がないので説明時間を省けます。
     
  • 患者のシステム利用料0円
    患者のシステム利用料の負担がないので、オンライン診療をより使ってもらいやすくなります。

    医療者としても、事前に患者へ追加料金の説明をしておく必要がないので、伝え漏れによるトラブルの心配もありません。
     
  • クレジットカード決済機能付き
    オプション機能の「スマート決済」では、クレジットカード決済が可能です。
    診察後、クリニックから患者へ支払いに関するメールを送信し、その場で決済を完了することが可能です。
    患者は支払いのために来院する必要はなく、医療者側の事務処理も診察後すぐ完結できます。
     
  • Symviewをオンライン診療と対面診療の両方に活用
    シムビューは、WEB問診に加えてビデオ通話機能を備えているため、対面診療とオンライン診療両方に活用できます。あわせて予約システム(※)や上記のスマート決済機能をご利用いただくことで、一連の患者動線をオンラインで対応可能です。
    ※シムビューと予約システムの連携については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

また、オンライン診療では、紙の問診票の受け渡しができないため、事前問診ができず診察効率が低下してしまう場合があります。

このような場合でもシムビューなら、WEB問診により事前に患者の症状や経過を把握できるため、診察を効率的に進めることができます。

問診の入力内容に応じて、オンライン診療から対面診療に切り替えるべきかどうかを判断することも可能です。

今回は電話診療の代替手段としてオンライン診療システムを選定する際のポイントをご紹介をしました。

シムビューオンライン診療は、電話診療からオンライン診療に切り替える際、余計なコストや手間を発生させず、患者・医療者双方にとって使いやすい仕組みになっています。

電話診療の廃止に伴い、オンライン診療の導入をご検討中のクリニック様はぜひ、お気軽にお問い合わせください。

シムビューオンライン診療のさらに詳しい内容や費用につきましては、サービスサイトもぜひご覧ください。

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