2021.05.21

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都心の忙しいビジネスマンにWEB問診がマッチ
 患者の利便性向上と院内オペレーション効率化に貢献

東京都千代田区

神田西口クリニック


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神田西口クリニックは東京都の神田駅近くの泌尿器科・内科・皮膚科クリニックです。男性専門のコンビニクリニックというコンセプトで、保険診療だけでなく豊富な自費診療メニューがそろい、患者さんの悩みに応じた幅広い診療を行っています。開業時よりWEB問診Symviewを導入していただいており、その活用方法や導入後の効果について院長の板東先生に伺いました。

男性特有の悩みを早期に解決したいという思いから男性専門コンビニクリニックというコンセプトが誕生

まず、なぜ「コンビニクリニック」というコンセプトを掲げられたのか教えてください。

勤務医時代、男性の性感染症を中心に診療する機会が多かったのですが、プライベートな悩みであることや、保険が使いにくいことなどの理由で受診のハードルが高いと感じる患者さんが多くいらっしゃいました。早期に受診できず、重症化してから来院する方を多く診てきた経験から、男性に特化して、内科・皮膚科に加えて、性感染症やED、AGAなどの診療を行うクリニックを開業しました。

受診を躊躇せず、もっと気軽に相談できるように、コンビニ感覚で利用してもらいたいという思いから「コンビニクリニック」というコンセプトが生まれました。

コンビニクリニックとして患者の利便性を追求しWEB問診を導入

先生は、患者さんの利便性を第一に、さまざまなシステムを導入されていますよね。

患者さんが気軽に受診できるクリニックとは何かを考えると、やはり便利であるべきだと思います。私自身、長い時間、待つことは苦痛に感じますし、買い物をするときにもキャッシュレス決済の方が便利だと思いますので、当院でも待ち時間は極力短く、そして現金以外の決済方法にも対応できるようにしたいと考えていました。そのために、予約システムとキャッシュレス決済のシステムは、開業前から導入しようと決めていました。世の中の流れとしてもスマホ1つでなんでもできるようになっていますので、クリニック受診もできるだけスマホで完結するようになればと思っています。

ただ、予約システムを導入しても院内のオペレーションが効率化されていないと、結局、患者さんをお待たせしてしまうことになります。院内の業務も効率化していくために、WEB問診も合わせて導入することにしました。Symviewは、患者さんが来院前に問診を入力できるので、待合室で紙の問診票を記入する時間を削減できますし、事前にどういう患者さんがいらっしゃるかわかるため、スタッフ側も準備等を行い、スムーズに対応することができます。患者さんの待ち時間をなるべく短くできていると思います。

Symviewによる事前問診でスタッフ全員が共通意識をもって行動できる

 WEB問診について、どのようにご活用いただいているか教えてください。

当院では、Symviewと予約システムを連携していますので、できるだけ予約時に入力してもらうようにしています。受診前日までにWEB問診を入力していただける患者さんが多いため、朝の時点で、その日にどんな患者さんが来院されるか確認することができます。

スタッフ全員で問診内容をひと通り確認することで、必要な検査なども見当がつきますので精神的にも物品的にも準備することができ、1日の予定や流れなども組みやすいと感じます。スタッフ全員が共通認識をもって動くことができるので、患者さんが来院された際にスムーズに対応することができ、オペレーションの効率化が図れていると思います。その結果、患者さんの院内の滞在時間短縮につながっています。

また、今は新型コロナウイルスの感染対策も考慮しなければならないので、事前に症状や来院目的がわかり、こちらが準備や心構えができるのは有り難いですね。

事前にWEB問診で聞くべき内容と診察室で話す内容のバランスを大切にしたカスタマイズ

Symviewのカスタマイズについても意識した部分はありますか?

私自身、根本にはプライマリケアのマインドがあり、患者さんには幅広く些細なことでも相談してもらいやすいように診察室での対話をとても大切にしています。そのため、WEB問診で詳細まで聞き取ることはせずに、診察室で話せるような余白が残るように、問診内容をカスタマイズしてもらいました。

勤務医時代から感じていたことですが、患者さんは診察室の対話の中で、問診票に書いていないエピソードを思い出すことも多く、その話が検査・治療・治るまでのストーリーを組み立てる上で重要だったりします。

ただ、やはりすべてを診察室で聞いていると、待ち時間が長くなってしまいますので、WEB問診で事前に聞いておくべき情報と、診察室でお話をしていただく内容とのバランスは大切です。患者さんの負担にならない程度にWEB問診を入力しておいてもらうと、医師側も診察時に余裕ができるので、患者さんとの対話により集中できると感じます。

Symviewの問診一覧で当院の診療内容を知ってもらえる副次的効果も

開業後も自費診療メニューが増えていき問診TOP画面も充実していますね。

そうですね。開院当初はWEB問診のメニュー欄で「自費診療用問診」とひとくくりにまとめていたのですが、当院で行っている「ED」や「AGA」といった自費診療が患者さんにあまり認知されてないと感じていました。そこで、患者さん向けのSymviewのTOP画面で、診療メニューをそれぞれ表示するよう設定を変更してもらいました。

もちろんホームページには診療内容をすべて掲載してはいますが、初めて受診する患者さんは自分の症状に関係する部分に注目しますので、ほかの診療内容までは見てもらえない可能性が高いです。その点、Symviewの画面では自然と目に入るのか、興味をもった患者さんから「いろいろな事をやっていますね」など、診察時に声をかけてもらえることがあります。

Symview上で、問診メニューを充実させたことによって、保険診療で受診された患者さんに自費診療の内容を認知してもらえたり、興味を持ってもらえたりと、副次的な効果もあったと思います。

患者さんからの好評価でSymviewを導入した効果を改めて実感

患者さんのWEB問診の利用状況はいかがですか?

当院は診療内容や地域柄、20代から50代の男性がメインの患者層になりますが、ほとんどの患者さんがWEB問診に回答してくれています。中年以降の患者さんは、問診もシステム化されていることに感心されて声をかけてくれますね。

やはり皆さん便利といってくれますし、当院の口コミにも「WEB問診が便利だった」と記入してくれた方もいらっしゃいます。はじめにも話した通り今はスマホ1つで生活できる時代なので逆に問診票を紙で書くことが面倒という患者さんもいらっしゃいました。

感染対策としても効果的なためか、近隣でもWEB問診を導入しているクリニックは増えています。患者さん側もWEB問診の便利さを知って、徐々に当たり前のものになってきているのでは無いでしょうか。やはり患者さんから便利だと言ってもらえると、導入して良かったなと実感できます。

どのような状況下でも医療を提供できるクリニックでありたい

今後の展望やWEB問診への期待があれば教えてください。

新型コロナウイルスの流行に合わせて、遠隔診療用の問診票を作成しました。今後はオンライン診療を専門に行う分院も考えています。

新型コロナウイルスの流行のように、日常生活が送れなくなることは、今後も当然起き得ることです。それが今回のようなウイルスなのか、災害なのかはわかりませんが、そういった非常事態でも診療を提供できる準備はしていきたいと考えています。

患者さんが自宅から出られなくても診療が行えるという点では、オンライン診療はとても有効で、Symviewのように詳しいWEB問診があれば遠隔でも診療は行いやすいため、どのような状況下でも医療を提供できる体制は実現できるのではないかと考えています。

編集後記

神田西口クリニック様ではご開業の2週間ほど前に導入を決めていただきました。急いでカスタマイズを行い導入していただき、実際に運用していく中で問診票の修正を行っていきました。患者さんにとっての利便性を追求されてカスタマイズをされていたため、実際にGoogleの口コミでWEB問診が便利だったという声が入った際は営業担当としてもとてもうれしく感じました。

新型コロナの感染対策、遠隔診療と時流に合わせたアイディアも豊富でいらっしゃり、随時カスタマイズしてご活用いただいております。患者さんにとっての利便性を追求する板東先生に倣い、当社としてもクリニック様にも患者様にもご活用いただけるよう、ご提案をしていきたいと思います。

※本ページに掲載している情報はすべて取材当時のものです。変更等が発生している場合がございますので最新情報はご確認ください。

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