2023.03.20

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WEB問診で患者さんのプライバシーに配慮
 泌尿器科でのSymview導入事例

兵庫県神戸市

みうら泌尿器科クリニック


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みうら泌尿器科クリニックは、2021年6月に兵庫県神戸市に開業されました。

泌尿器科では、診療科目の性質上、患者さんが口頭で相談しづらい内容が多くなります。
そのため、患者さんが相談したい内容や症状を口頭ではなく、入力形式で伝えられるWEB問診をご検討され、開業に合わせてシムビューを導入いただきました。

ご導入後は患者さんがとても詳しく症状を入力してくれているとのお声をいただいています。

今回は、泌尿器科でのWEB問診の効果について、院長の三浦徹也先生にお伺いしました。

口頭では伝えづらい内容を入力してもらうためWEB問診の導入を検討

WEB問診導入の経緯を教えてください。

開業に先立ち、周辺クリニックでは、WEB上で簡易的な問診が取れる初診受付システムが利用されていることを知りました。

このことをきっかけに、当院ではもっと詳しい問診が取れるシステムを導入したいと考え、WEB問診について調べ始めました。

当院は泌尿器科ですので、患者さんが口頭で相談しづらいことがどうしても多くなります。

さらに、症状を紙の問診票に書いて受付スタッフに渡すことに恥ずかしさを感じる患者さんも多くいらっしゃいます。

WEB問診であれば、来院前に自宅などのプライベートな空間で気になる症状や悩みを入力できることで、患者さんの抱く恥ずかしさを軽減しながら詳細な患者情報を事前に把握できるのではないかと思い、WEB問診の検討を進めていきました。

営業担当が伴走してくれることがSymview導入の決め手に

シムビュー導入の決め手は何ですか。

導入前から運用開始後まで、サポート体制が充実していると感じたことが一番大きな決め手となりました。

当初は複数のWEB問診システムを比較検討していたのですが、他社のシステムは問診の作成をはじめ、予約システムや電子カルテといった周辺システムとの連携について、担当者と直接相談できる機会があまりない点に不安を感じました。

また、開業まであまり時間がなかったこともあり、担当者と一緒に導入を進められるシステムが好ましいと考えていました。

シムビューの導入を決定した後は、実際に営業担当の方に訪問いただき、問診作成やシステム連携の相談ができたので、不安なく導入や運用を進めていくことができました。

その後も、問診の追加や変更についてこちらの要望を伝えると、サポート担当の方が形にして提案してくれるなど、とても助かりました。

性感染症やEDなどの悩みを気軽に相談してもらえる環境につながる

WEB問診をどのように活用されていますか。

主訴や随伴症状を入力する一般問診に加え、性感染症、女性の尿漏れ、EDやAGA用の問診をそれぞれ用意し、症状を事前に深掘りできるようにして活用しています。

例えば性感染症の問診では、検査を希望するきっかけや、感染の可能性がある性交渉の時期、パートナーの情報、過去の病歴などを入力できる質問項目を用意しています。

患者さんは詳しくWEB問診に入力してくれていますか。

紙の問診とはレベルが違うと感じるほど、患者さんは詳しくご自身の症状を回答してくれています。

診察時にはシムビューを通して詳しい患者情報が確認できており、追加の質問や問診の追記をすることが減ったことで、診察時間の短縮にもつながっています。

WEB問診でスタッフの心理的負担を軽減

他にシムビューの効果を感じている部分はありますか。

シムビューは患者さんの入力内容に応じて質問を出し分け、来院前に症状を深掘りできるので、来院後にスタッフが予備問診をする機会が減った点にもメリットを感じています。

紙の問診票だと患者さんが記入できる情報が少ない、または正直に記入しづらいため、診察前にスタッフが待合室で追加の質問をすることがあります。

しかし、泌尿器科の特性上、患者さんご本人や周囲の患者さんへ配慮を要する質問が必要な場面があり、スタッフ側も気を使うことがありました。

WEB問診を導入したことで、スタッフの予備問診が少なくてもしっかりと症状を把握できるようになりましたので、患者さんのプライバシーへの配慮と合わせて、スタッフの心理的負担を軽減できていると思います。

対面のコミュニケーションを充実させるためにITを活用していきたい

今後のITツールの活用について先生のお考えを聞かせてください。

患者さんとの対面のコミュニケーションを大切にし、患者さんが満足してくれる診察ができるよう、WEB問診や予約システムなどのITツールを活用していきたいと考えています。

また現在では、高齢の患者さんも含め、より多くの患者さんが当院を受診しやすくなるよう、LINEを活用した予約導線なども検討しています。

近年医療業界では、オンライン診療を導入する施設が増えていますが、泌尿器科は定期的な来院と検査が必要な患者さんも多いため、当院では完全にオンラインにするのは難しいと感じています。

そのため、今後もWEB問診をはじめその他のITツールを部分的に活用しながら、診察室で患者さんと対話する時間を充実させていきたいと考えています。

編集後記

みうら泌尿器科様は、患者さんのプライバシーに配慮しながら患者情報をしっかり把握することを目指し、シムビューをご導入いただきました。

運用開始後は、実際に患者さんの症状を詳しく把握することに成功されていることに加え、スタッフさんの負担軽減にもつなげているなど、大変上手にシムビューを活用いただいている点が印象的でした。また、インタビューでは弊社営業担当のサポート体制へお褒めのお言葉もいただき、大変嬉しく思います。

今後もよりWEB問診シムビューをご活用いただけるよう、引き続き弊社よりしっかりとサポートをさせていただきたいと思います。

※本ページに掲載している情報はすべて取材当時のものです。変更等が発生している場合がございますので最新情報はご確認ください。

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