2026.02.20

導入事例

Kakariteで実現
患者フォローアップの自動化と外来データ作成の大幅な効率化

茨城県つくば市

B-leafメディカル内科小児科クリニック


ご利用サービス
PRM
診療科目

茨城県つくば市に位置するB-leafメディカル内科小児科クリニックは、20〜60代の働き手世代をメインターゲットに、保険診療のみならず自費診療も含めた総合診療を提供しています。

院長の小野間先生は、ご自身の喘息や偏頭痛の経験から「継続しやすい医療」の重要性を痛感され、受診のハードルを下げるDX化を進めていらっしゃいます。その一環で、疾患への理解を深める「患者教育」の自動化に注力され、患者管理システム「カカリテ」を導入いただきました。また、同院ではレイヤードのWEB問診システム「シムビュー」、予約システム「ワクミー」、「無人受付ソリューション」もご導入いただいています。

今回は、患者管理システム「カカリテ」を活用した患者へのメッセージ配信の効果や、月間約200名分の外来データ提出加算を効率的に運用する方法について詳しくお話を伺いました。

「医療」と「予防」の垣根を越え、働き手世代が“通い続けられる”クリニックへ

―― クリニックのミッションとして「医療や予防活動を通じて夢あふれる未来への貢献」を掲げていらっしゃいます。このコンセプトに込めた想いをお聞かせください。

根底にあるのは「医療や予防活動を通じて、夢あふれる未来に貢献する」というミッションです。一般的に医療というと保険診療の範囲内というイメージが強いですが、私は医療従事者が持つ知識や技術は、保険外の「予防」の領域でも大きな力になると信じています。

例えば、当院で提供しているメディカルダイエットは、医療者が介在し、血液検査などの客観的データを組み合わせることで、リバウンドの少ない質の高い身体づくりをサポートできます。こうした「正しい自費診療」を保険診療と並行して提供することが当院の特徴です。

また、僕自身が喘息や偏頭痛に悩まされてきた経験から、現役世代の受診のハードルを下げたいという思いもありました。当院の患者さんは60代以下が95%以上を占めていますが、仕事で忙しい彼らが「受診しやすく、継続しやすい」ように、WEB予約の徹底やLINEでの情報発信など、最初からユーザー目線で設計を構築しています。

「診察室で伝えきれない情報」をステップ配信で補完。離脱患者(※)の再受診率40%を実現した2週間で完結する患者教育プログラム

―― Kakariteを導入される前、患者さんのフォローにおいてどのような課題を感じていたのでしょうか。

一番の課題は、患者さんの「ドロップアウト(受診中断)」をいかに防ぐかでした。診察室という限られた時間の中で、疾患の重要性や生活習慣の注意点をすべて伝えきるのは不可能です。しかし、治療の必要性が理解できないと、患者さんは通院を止めてしまいます。

そこで、患者さんを「教育」し、納得感を高める仕組みとしてKakariteの「ステップ配信」を導入しました。一度に大量の情報を送るのではなく、LINEのように数日おきに情報を小分けにして届けることで、完読率を高める狙いです。

具体的には、脂質異常症などの疾患に対し、受診1日後、4日後、7日後といったタイミングで「なぜ薬が必要か」などの知識を届ける2週間のプログラムを組んでいます。これにより、過去のデータでは離脱患者※の約40%が再受診に至るなどの効果が出ています。患者さんからも「勉強になった」という声を多くいただき、LTV(生涯顧客価値)の向上にもつながっています。

※ 離脱患者:定期受診が必要な患者で、2ヶ月以上受診が空いた患者と定義

月間200名分の外来データ作成が以前の2分の1で完了。事務スタッフの心理的負担も大幅軽減

―― 「外来データ提出加算」の取得においてもカカリテ外来データ作成機能を活用されています。この加算を取得することの経営におけるインパクトはありますか。

経営へのインパクトは大きいと感じています。当院では直近で月間約200名の加算を取得していますが、データ作成については、以前は別のシステムを利用していました。
カカリテに切り替えてからは、月間の対応時間がわずか6〜7時間ほどになり、以前のシステム利用時の約半分の時間で完結できるようになり、スタッフからも操作がしやすく作成がスムーズと大変好評です。

AI活用とカカリテの深化。自費診療も含めたさらなる自動化への展望

―― クリニックにおける今後のDX化の展望や、カカリテに期待することをお聞かせください。

今後の展望としてはAIをさらに使いこなしていきたいですね。当院ではGoogle Workspaceの有料版を全スタッフに付与しており、書類作成などの業務効率化を測っています。AIを活用することで、教育コストを抑えつつ、診療の質を底上げできると考えています。

カカリテに関しては、今後は自費診療領域での活用をさらに広げたいです。メディカルダイエットのフィードバックや、美容皮膚科の定期通院リマインドなど、自費メニューをトリガーにした自動配信ができるようになれば、スタッフの負担はさらに減り、患者さんの体験価値はさらに上がるはずです。

カカリテの魅力は、ステップ配信を使って患者さんとのコミュニケーションを「自動で、複数回にわたって」設計できる点にあります。これからもシステムにできることはシステムに任せ、僕ら医療者は「人にしかできないケア」に集中できる環境を突き詰めていきたいですね。

編集後記

今回の取材で最も感銘を受けたのは、DXを単なる「効率化」としてではなく、患者さんの「健康意識を変えるための教育手段」として捉えている点です。

「忙しい世代が通いやすい」というWEB予約など入り口の利便性だけでなく、カカリテを活用したステップ配信によって、診察室の外でも患者さんに情報を提供し続ける。

先生がミッション・ビジョンとして掲げられている「医療や予防活動を通じて夢あふれる未来に貢献する」ことの実現のために、どのようにDXを活用しているのかのお話を伺うことができました。

お忙しい中、貴重なお時間お話しをいただいた小野間先生、スタッフの皆様ありがとうございました。

※本ページに掲載している情報はすべて取材当時のものです。変更等が発生している場合がございますので最新情報はご確認ください。

こちらのユーザが
採用したプロダクト