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医療DXのレイヤードがAI搭載インフルエンザ検査医療機器nodocaを提供するアイリス株式会社と業務提携を締結
レイヤードのWEB問診SymviewとAI搭載インフルエンザ検査医療機器nodocaの 連携を目指し、インフルエンザ診断の迅速化に貢献
株式会社レイヤード(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人、以下レイヤード)は、アイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下アイリス)と、レイヤードのWEB問診Symview、アイリスのAI搭載インフルエンザ検査医療機器nodocaの製品連携および共同マーケティングを行うことを目的とした業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。これにより医療現場におけるインフルエンザ流行期の診療負担軽減が期待されます。
業務提携の背景
nodocaを用いたインフルエンザ検査では、専用の咽頭カメラで患者の咽頭(のど)を撮影した画像と診療情報からAIがインフルエンザの判定を行います。写真を用いた検査なので患者の負担も小さく、判定結果が数秒から十数秒で判明するため医療現場での迅速な診療の支援につながります。一方で、判定のために必要となる問診情報を患者から聴取したり、その内容をnodocaに入力したりする作業が発生しているため、問診業務を効率化させることでさらなる利便性の向上が見込まれていました。
そこでクリニック領域でWEB問診システム導入数トップ※を誇るレイヤードのSymviewを活用することで問診業務の課題解決を目指すため業務提携をする運びとなりました。
※2023年SCUEL調べ
今後の両社の取り組み
1)レイヤードのSymviewで「アイリス問診」を提供
まずSymviewで活用できるWEB問診を集約したWEBサイト「問診広場」で nodoca専用のWEB問診「アイリス問診」を提供します。アイリス問診は、nodocaの診断で必要となる問診項目をすべて網羅しています。
nodocaおよびSymviewを利用している医療機関では、nodocaでインフルエンザ検査を行う際にアイリス問診を活用いただくことで、問診業務を効率的に行うことができるようになります。
2)セミナー開催等の共同マーケティングを実施
医療現場におけるインフルエンザ流行期の業務課題解決等をテーマにしたウェビナーを共同開催する等、共同マーケティングを行っていきます。
さらに、医療機関側でのnodocaの問診登録等に関わる業務を効率的にしていくためのより深い連携を検討していきます。
レイヤードでは、今後もレイヤード製品が保有する予約や問診などの患者接点を活用して、より医療機関が効率的および質の高い医療を提供できる仕組みを提供していくため、医療機器や治療アプリなどとの連携を広げていく予定です。今回の連携はその第一弾として位置づけています。
WEBセミナー開催のお知らせ
SymviewおよびnodocaのユーザであるB-leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック(茨城県つくば市)の院長 小野間優介先生をお招きしてWEBセミナーを開催します。
総合診療医として、幅広い世代や多様なニーズを持つ患者を診療する中で、多くの患者に満足してもらう受診アクセスと組織づくりの経験についてお話をお伺いします。多様なニーズに応えるために活用されているSymviewやnodocaの活用についてもお話をしていただく予定です。
開催日時:2024年10月17日(木)19時〜(所要時間1時間)
開催場所:オンライン視聴形式(Zoom)
参加対象:医師や医療機関スタッフの方限定
参加費:無料
参加方法:事前申し込み制
▼お申込みはこちら
https://layered.inc/webinar/20241017/
nodocaについて
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見等を検出することでインフルエンザの診断に用いるAI医療機器です。日本で初めての1、「新医療機器2」として承認を取得したAI搭載医療機器となります。また、nodocaを用いたインフルエンザ診断は、2022年12月1日より保険適用されました。AI医療機器を用いた診断への新機能・新技術(C2区分)での保険適用も、日本で初めて3の事例です。
nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発されました。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発されました。
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開する令和3年度~平成23年度の新医療機器の一覧及び令和4年<2022>度の承認医療機器を当社が確認する限りの情報(2022年5月9日時点) ↩︎
- 医療機器の製造販売承認時の区分の一つ。「医療機器の製造販売承認申請について」(平成26年11月20日 薬食発1120第5号)」第1・2(2)に定義される。 ↩︎
- 厚生労働省が公開する令和4年度~平成25年度の中央社会保険医療協議会総会議事録を当社が確認する限りの情報(2022年9月14日時点) ↩︎
アイリスについて
「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。
【会社概要】
- 会社名:アイリス株式会社
- 代表取締役:沖山翔
- 事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の研究開発
- 設立:2017年11月
- 本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
- 企業URL:https://aillis.jp/
Symviewについて
シムビューは2018年11月に正式リリースし、全国約2,000施設(2024年8月末現在)の医科診療所、病院、地方自治体、医師会に採用されているクラウド型のWEB問診システムです。シムビューを利用して入力された問診データは毎月100万件を超えます。
特許技術(特許第7072817号)を活用し、患者の主訴や年齢、性別ごとに質問を出し分けることができ、熟練した医療者のような問診を実現します。患者の医療ニーズを深く理解できることはもちろん、来院前に患者情報を収集・分析できるため、業務効率化や感染対策にも役立ちます。
電子カルテや予約システムなどの周辺システムは、他社のシステムとも積極的に連携しており、医療現場の使いやすさを重視した受診フローの構築をサポートしています。
レイヤードについて
レイヤードはクリニック・病院外来の医療DXをトータルで支援し、日本のプライマリケア(かかりつけ医)の推進を支援しています。
レイヤードのプロダクトは、連携性を重視しつつ、1つ1つのプロダクトは独立しているため、必要なパーツのみを利用することも可能です。また、他社システムとの連携も積極的に支援していますので、各医療機関の課題に合わせて柔軟に対応いたします。
- 患者の受診動線を、レイヤードのプロダクトでトータルに対応することができます。
- 必要なパーツのみを単体、もしくは、組み合わせて利用することもできます。
- すでに導入している他社システムと連携して利用することが可能です。(連携可能な他社システムはお問合せください)
株式会社レイヤード
医療をもっと、わかりやすく。生活者に納得の医療を。医療者に持続可能性を。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
URL:https://layered.inc