医療DXでかかりつけ医機能を推進する

医院経営でおさえておきたい!

診療報酬改定項目と対策

(令和6年 / 2024年版)

準備・対策まとめ資料無料ダウンロード

HOTTOPICS

高血圧症糖尿病脂質異常症が特定疾患療養管理料の対象から除外

  • 生活習慣病管理料への移行
  • 療養計画書作成のポイント
  • 2024年度診療報酬改定のポイント
  • 改定項目ごとの対策
  • 生活習慣病管理料
  • 小児かかりつけ診療料
  • オンライン診療
  • 医療DX
  • 感染対策
  • 書面掲示事項のウェブサイト掲載
  • 時間外対応加算
  • 在宅医療

アップデート情報
2024/04/01 リリース
2024/04/15 在宅医療の情報を追加
2024/04/17 疑義解釈を踏まえ感染対策の内容修正

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本ページでは、2024年度(令和6年度)の診療報酬改定について開業医の先生方(クリニック経営者)がおさえておきたい項目と、医院経営のための対策や役立つ情報をご案内します。随時情報を更新してまいりますので、ぜひご参考ください。

セミナー開催情報

  • WEBセミナー

    4月18日(木) 19:00〜@Zoom

    2024年度(令和6年度)診療報酬改定で、診療所がおさえておきたいポイントと医療DXによる対策をまとめてご紹介します。

    WEBセミナーに申込む
  • リアル開催セミナー &現地相談会

    5月18日(土) 15:30〜@八重洲

    4月18日のWEBセミナーの内容を、さらに個別具体化したセミナーを開催。あわせてセミナー講師に直接相談できる相談コーナーをご用意します。

    リアル開催セミナーに申込む

2024年度診療報酬改定の
ポイント

診療報酬改定の中から診療所経営で
おさえておきたい内容を選定し、
今回の改定の概略をご紹介します

  • 物価高騰に伴う職員の賃上げに対応するため、初診料・再診料の引き上げが行われます。また外来・在宅医療を実施している医療機関において、勤務する看護師など医療関係職種の賃金の改善を実施している場合の評価が新設されます。
  • オンライン資格確認の導入が2023年4月に原則義務化されたことを踏まえ、体制整備に係る評価から、情報取得・活用にかかる評価に変更。名称も「医療情報取得加算」に変わります。また、電子処方箋、電子カルテ共有サービス等、質の高い医療を提供するため医療DXに対応する体制を確保している場合の評価として、「医療DX推進体制整備加算」が新設されます。
  • 効率的・効果的に生活習慣病管理を行うため、高血圧症・糖尿病・脂質異常症が特定疾患療養管理料から除外され、生活習慣病管理料に一本化されます。約4ヶ月に1回療養計画書を作成した上で患者に説明を行い、同意を取得することが求められます。
  • 在宅医療ではICTを活用した多職種連携を促進するため、他の保険医療機関等の関係職種がICTを用いて記録した患者に係る診療情報等を活用した上で、医師が計画的な医学管理を行った場合の評価として「在宅医療情報連携加算」として新設されます。

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クリニック経営者向け

改定準備・
DX対策まとめ資料

診療所がおさえておきたい改定項目に対して、医院経営のための対策について詳しく解説します。無料ですのでお気軽にお申込みください。

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早めに準備したいDX対策

DXを活用して人手をかけずに対応できるフローを構築していくことが求められます

  • 生活習慣病管理料

    高血圧症・糖尿病・脂質異常症が特定疾患療養管理料の対象から除外され、生活習慣病管理料(Ⅰ)または(Ⅱ)に区分されます

    対象患者の抽出および移行、そして療養計画書の作成および患者説明・同意を手間なく取れるフローを構築していく必要があります

    構築すべき仕組み・
    フローのポイント

    • 特定疾患療養管理料で算定していた患者を抽出し、生活習慣病管理料に移行できるようにする
    • 生活習慣病管理料では療養計画書の作成が概ね4ヶ月に1回必要になるため、効率的に療養計画書を作成できるようにする
    • 治療計画について患者に説明の上、同意を取得する必要があるため、患者自身が事前学習できる環境やスタッフが指導できるようにする
    • 4ヶ月に1回、療養計画書を作成するタイミングを逃さないように、対象患者を抽出し対応できるようにする

    活用できる

    DX製品

    • WEB問診
    • 電子同意書
    • 患者管理システム
      (PRM/CRM)
    • 患者説明
      デジタルコンテンツ
  • オンライン診療

    CPAPでオンライン診療の評価が新設され、また生活習慣病管理料(Ⅱ)にオンライン対応の評価も設けられています

    診察効率を下げずオンライン診療を実施できるよう、外来と両立できるオンライン診療の、体制・フローを整備する必要があります

    構築すべき仕組み・
    フローのポイント

    • オンライン診療でも診察効率を維持するため、専用のWEB問診で事前に必要事項をヒアリングする
    • 会計までオンラインで対応できるようにスマート決済システムを用意する
    • アプリを入れる必要がない等、患者が使いやすいオンライン診療システムを選定する
    • オンライン診療でもオンライン資格確認に対応できるようにしておく
      (2024年12月に従来の健康保険証が廃止になるため)

    活用できる

    DX製品

    • WEB問診
    • オンライン診療システム
    • スマート決済システム
  • 感染対策

    外来感染対策向上加算が見直され、適切な感染対策のもと発熱患者等の診療を行った場合の加算が新設されます

    一般/発熱患者の受診動線を分ける、また初めて受診する患者にも効率的に対応できるよう予約動線を整備する必要があります

    構築すべき仕組み・
    フローのポイント

    • 発熱等、感染症の疑いがある患者を、来院前の段階でWEB問診でトリアージできるようにする
    • 発熱患者に対して来院時の注意点(駐車場での待機等)を事前に案内できるようにする
    • 電話で問合わせをしてきた患者には予約システムやWEB問診に誘導できるようにする
    • 検査を希望しない患者にはオンライン診療で対応できるようにする

    活用できる

    DX製品

    • WEB問診
    • 予約システム
    • 電話自動応答システム
    • オンライン診療システム
  • 時間外対応加算

    非常勤職員が時間外対応をするケースでの評価が新設されます(加算2の新設)

    常時対応の加算(加算1もしくは2)をとる場合には、複数の職員が当番制で電話対応できる体制・仕組みをつくる必要があります

    構築すべき体制・
    仕組みのポイント

    • 時間外に対応すべき電話(かかりつけ患者からの電話)のみをスクリーニングできるようにする
    • かかりつけ患者からの電話を診療所外で対応できるようにする
    • 留守録などで対応するコールバック体制について、留守録の音声をテキスト等で確認できるようにし対応を効率化する
    • 間違いの防止や患者の利便性のために、時間外やかかりつけ患者専用の電話番号を設けずに代表電話で対応できるようにする

    活用できる

    DX製品

    • 電話自動応答システム
  • 小児かかりつけ
    診療料

    発達障害や育児不安に早期に適切な対応等ができるようにすることを目的に、要件や評価が見直されます

    かかりつけ登録の対象となる患児のスクリーニングや、希望する保護者への説明・同意を、手間なく行える仕組みをつくります

    構築すべき仕組みのポイント

    • 小児かかりつけ診療料の対象となる年齢の患児には、WEB問診内であらかじめ希望を確認できるようにする
    • 小児かかりつけ登録についてWEB問診内でどういうものかを説明し、サインまで取得できるようにする
    • 施設基準に時間外対応加算があるため、かかりつけ患者からの時間外の電話対応を手間なくできるように仕組みを構築する

    活用できる

    DX製品

    • WEB問診
    • 電話自動応答システム
  • 医療DX

    オンライン資格確認や電子処方箋等のさらなる普及のために、新たに医療DX推進体制整備加算が新設されます

    現行の健康保険証が2024年12月2日廃止されるため、マイナ保険証の利用前提の対応および、利用率を高める必要があります

    マイナ保険証の利用率向上の対策

    • マイナンバーカードを普段携帯していない患者に対して、来院前に持参してもらうよう案内できるようにする
    • 院内/ホームページ/予約システム/事前問診など、あらゆる患者接点でマイナ保険証の利用を呼びかける

    活用できる

    DX製品

    • WEB問診
    • 予約システム
    • デジタルサイネージ
    • ホームページ
  • 在宅医療情報
    連携加算

    関係職種がICTを用いて診療情報等を共有・活用して医師が計画的な医学管理を行った場合の評価が新設されます。

    在宅療養の患者で診療情報等について、ICTを用いた確認体制・関係機関との連携体制を構築する必要があります。

    構築すべき体制・
    仕組みのポイント

    • 診療やケアに関わる情報の記録・共有をチャットツール等のICTツールを活用していくことが求められます。
    • 連携体制を構築している関係機関は5つ以上の基準があり、恒久的な体制構築が求められます。

    活用できる

    DX製品

    • 訪問診療業務管理システム
    • チャットツール
  • 書面掲示事項の
    ウェブサイトへの
    掲載

    ホームページをもっている医療機関は、院内掲示事項はウェブサイトに掲載するよう原則義務付けられます

    診療改定項目から掲載が必要な内容を洗い出し、必要事項をホームページに掲載をする必要があります

    ホームページ管理のポイント

    • 掲示事項は今後も追加されたり変更になったりする可能性が高いので、自分たちで更新しやすいホームページが求められる
    • 院内とホームページどちらにも掲載しなければならないので、両方の掲載をあわせて更新できる仕組みがあるとなおよい

    活用できる

    DX製品

    • ホームページ
    • デジタルサイネージ

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クリニック経営者向け

改定準備・
DX対策まとめ資料

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高血圧症糖尿病脂質異常症が特定疾患療養管理料の対象から除外

  • 生活習慣病管理料への移行
  • 療養計画書作成のポイント
  • 2024年度診療報酬改定のポイント
  • 改定項目ごとの対策
  • 生活習慣病管理料
  • 小児かかりつけ診療料
  • オンライン診療
  • 医療DX
  • 感染対策
  • 書面掲示事項のウェブサイト掲載
  • 時間外対応加算
  • 在宅医療

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かかりつけ医のDXを推進する
私たちについて

株式会社レイヤードは、医療者と生活者の共通領域に機能する「医療インターフェース」を研究・実装し、医療DXを推進する会社です。
医療をもっと、わかりやすくするために、さまざまなプロダクトを展開しています。

株式会社レイヤードについて

レイヤードは受診動線を
トータルにサポートします

レイヤードのプロダクトは、それぞれが連携し受診動線における医療者と生活者/患者の接点すべてをサポートできるよう提供しています。
必要なパーツのみのご利用も可能で、他社システムとの連携も積極的に支援します。

layeredだからできること

  • 患者の受診動線を、レイヤードのプロダクトでトータルに対応することができます
  • 必要なパーツのみを単体、もしくは、組み合わせて利用することもできます
  • すでに導入している他社システムと連携して利用することも可能です

    (連携可能なシステムはお問合わせください)

医療インターフェイスの
研究と実装のかたち

医療者と生活者にとってより良い医療体験をつくるために、私たちの挑戦と研究と改善の成果をご紹介します。
  • 取材
  • ユーザの声
  • 活用事例
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画像:患者と医者